サメ軟骨の力

サメ軟骨の力

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サメ軟骨には良質なたんぱく質がふくまれている

サメの軟骨には良質なたんぱく質が50%以上含まれています。このたんぱく質には新生血管阻害作用があるとされています。

高齢者の多くが肘・膝関節痛の悩みを抱えています。軟骨は一度破壊されると回復が難しくまた、決定的な治療薬もないので関節に痛みを感じたら初期の段階で対処することが望まれます。

関節痛の一つの原因として、磨り減った関節軟骨から伸びる新生血管により正常な軟骨が破壊されてしまうことがあります。ちょうどアスファルトから雑草が根強く生え、砕いてしまうように軟骨の中に入り込んだ毛細血管が、除々に軟骨の変性を促して、最終的に軟骨を破壊してしまうというものです。

先述したサメ軟骨には新生血管阻害作用がありますので、人の軟骨中に毛細血管が新しく造られるのを強力に阻止し、軟骨の破壊を食い止めます。更に、サメ軟骨にはコンドロイチン硫酸(ムコ多糖)が含まれていますので関節内の炎症を抑える働きがあります。 また、この新生血管阻害に着目し、新たな視点からがん治療のヒントが見出され、大きな注文を集めています。それは、抗ガン剤や放射線のうにガン細胞を直接たたくのではなく、ガン細胞の栄養補給路を遮断して、ガンの増殖を阻止しようというものです。

実は、ガンの細胞は1~2ミリg以上の大きさになると「新生血管造成因子」と呼ばれるVEGFというホルモン物質を放出して、近くの血管に繋がる自分専用の新しい血管を勝手につくりだし、そこから栄養を補給します。そして、新しい血管の数を増やすごとに、ガン細胞は活力を増し、一気に増殖していくわけです。このとき、ガン細胞の血管新生を阻止して、栄養補給路を遮断できればガンの増殖を抑えることが可能になります。いわば「兵糧攻め」でガン細胞の成長を止めてしまおうというのが、サメ軟骨の重要な働きとなります。

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